コーラス部に入ったいきさつ。



私は、小学生の時から歌うことが大好きでした。

でも、ジャイアン以上に音痴な子供でした(本当

ほとんど毎日気持ちよくお風呂で歌っていたらしいのですが、聞いていると吐き気がする程だったそうです。

親に「おまえは音痴だ」と言われていたのに、自分が音痴だということも気付かず、

私は小学校生活を終わりました。

でも、考えてみるとそのころから音楽が好きだったようで、

思い起こしてみればクラブも2年間続けて音楽クラブでした。


音楽大好きな私は、中学校でも吹奏楽部に入る気満々でした。

でも、入学したとき「吹奏楽部は、文化部の中の運動部だ」と聞き、

昔から運動音痴で「運動」という言葉が大嫌いな私は、

あっさり入ることをやめたのです。

そして、ある日。

友達と一緒に帰ろうと思って、友達のクラスに足を運びました。

荷物を置いて、友達とお喋りをしていると、

「ねぇねぇ」

と、上級生(当時中2)がやってきたのです。

中2の先輩は怖くてあまり関わりたくなかったので、

友達を含め私たち3人は怖々と「はい?」と返事を返しました。

すると、

「コーラス部入らん?」

と言われました。

その先輩達(3人)は、コーラス部だったのです。

突然の勧誘にとまどい、私たちはただただ焦っていました。

すると、3人の先輩は職員室から出てきた先輩を見つけ、声をかけました。

「どうしたが〜?」

と可愛らしい声で問いかけた先輩(O先輩)は背も高くてただただ圧倒されるばかり。

中2「この子達、勧誘してるんですけど、なかなか反応がないんですよー。

 Oさん何か歌ってあげてくださいよー」

Oさん「うちでいいがー?」

中2「もちろん!」

そして、背の高いOさんは教壇に立ち、私たちと中3の先輩(計6人)は適当な席に座りました。

Oさん「えーと、じゃぁー・・ミニオペラ歌いますー」

はっ!?

オペラっつーのは、あれですか?

ヒラヒラのドレスを着た恰幅の良いおばさま方が歌ってらっしゃるやつですか?(←あくまで私のイメージ

まさにそうでした。

背が高く、細めの先輩の口から出てきた音楽は、まさにオペラだったのです。

何語かは全く分かりませんでしたが、私は衝撃を受けました。

そして、こう思ったのです。

(すごい!!コーラス部入ったら、こんなの歌えるようになるがや!)

私はそのとき、オペラとコーラスの違いを分かってなかったのです。

ともかく、演奏が終わり、6人が盛大な拍手をOさんに送った後、

Oさんは照れたように「えへへ、じゃーねぇー」と言って教室に帰っていきました。

そして、

中2「コーラス部入る気になったろ〜?」

「私入ります!」

言っちゃったー

言っちゃったのは紛れもなくこのです。

コーラスとオペラの違いが分かってないです。

中2「やったー!」


そんなこんなで、長かったですが、これで私は晴れてコーラス部員となったわけです。

余談ですが、あとの2人の友達は、1人は卓球部、1人はバスケ部に入りました。すげー。運動部だぁ。

ここから先の話は、また後日。





 






 










 
 



 

 
 
 
 







 
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