------人魚姫------(RAGFAIRVer)






青い空、白い雲の下で今日も優雅に泳ぐ



美しい姫がいました。その名は人魚姫。



「好きだった〜世界で一番♪」なんて青空の下で


「青空」を口ずさみながら


広い海をいつも泳いでいます。




トマトの花がきれいに咲いたある日、トマト姫・・・いや、人魚姫は


海沿いにある城を海から眺めていました。



白で統一され、バラが咲き乱れる城に感動して

じっと眺めているとなにやら城から男の人の声が・・・・・・





「今日もいい天気だなぁー・・・きつねの影絵もはっきりできそうだポゥ。」




・・・・・・・・・・・・・uu



男の人はサングラスと羽根を身にまといながら豪勢な服を着ている。





どーやらこの城の王子のようです。



すると奥から別の人の声が・・・・・・。




「礼央王子、そろそろ時間です。」



人魚姫は思いました。




(「礼央」って本名?芸名じゃなくて??)





・・・・そんなこと考えている間に礼央王子の姿はなくなっていました。



でも、どーやら人魚姫はあの王子に一目ぼれしたようです。




その後数日、毎日のように人魚姫は城へ向かいました。



でも、ベランダから海を眺める王子の姿をみるだけ。

それでも幸せだったのです。


トマトの実がなった朝、いつものように

王子をみつめる人魚姫。




ふと、こんな会話を耳にしてしまったのです。





「礼央王子、ラグ王国の姫、おっくん姫とご結婚なさってはどーでしょう。


彼女はボイパも上手ですし(ぇ)」


「うん。そうですねぇ是非彼女を嫁にもらいたいものですね」




人魚姫は凍りつくように固まりました。



そして海の奥底の貝の影で泣いていました。



「しょせん人間と人魚。やっぱ無理ですよね。しくしく」


そう泣いていると茶パーマでピンク眼鏡の男が


話しかけてきました。



「ヒック・・・おじょーさん、どうしたんだい?ヒック」



・・・・どーやら彼は二日酔いのようです。(爆)



性格のいい人魚姫は全てを話しました。


すると茶パーマの男が「要は君が人間ならいいんじゃない」と一言。



・・・・・・はい?




人魚姫は「この人そこまで酔ってるのか」と思いました。


人間になれるのならとっくにそうしてる。




すると茶パーマが1つのカプセルを取り出しました。



「ヒック、、、いいかい、ヒックこれは人間になれる薬だよ。


足もつくんだ。ただし礼央王子がラグ王国の姫と結ばれたらきみごと消えてしまう。


それでもいいならあげるよ。」




人魚姫はすぐさまそのカプセルを口に含みました。早くしないと間に合わない。。。。。


人魚姫は急いであの城に向かいました。するといつものベランダには



礼央王子とラグ王国の姫であろう女の人が立っていました。


「礼央くんほんとタレ目やなぁ」


「いやいや、おっくん姫だってボイパ上手いじゃない(?)」



そんないちゃつく(?)2人をみて人魚姫は「間に合わなかった・・・・・」


と愕然。


Inmyheartを静かに歌いながら家に戻りました。



家では人魚姫の姉2人が待っていました。


姉にすべて事情を話すと、みかん大好き1人の姉が


いきなり包丁を差し出し、「これで!これでタレ目の王子を刺すのよ!そうすれば


あなたは消えずにすむのよ!」


そんな姉の言い分など聞かず人魚姫は


「嫌です。」と答える。



「何言ってるのよ!消えたら焼きみかん食べられなくなるのよ!(ぇ)」



でも人魚姫は「それでもいいです」と答える。



帽子を深かぶりしてやけに重低音のもう一人の姉が「何故?」



と、聞く。




「もういいんです。トマトジュース沢山飲めたから。」










そしてトマトの花が枯れた夕方、人魚姫は静かに消えていきました。















○○反省○○

初めて公開したお話。おラグストーリー(笑)

ちょっとラグさん好きにしかわからないようなネタばかりで微妙だよね。すわんすわん。


いちよう配役は(わかると思うが)


・人魚姫:加藤さん
・王子:礼央君
・ラグ王国姫:おっくん
・みかん好きの姉:けんちゃん
・重低音の姉:加納さん
・茶パーマ:引地くん

・・・・です。

礼央王子の付き人と茶パーマは同一人物とか(ぉぃ)
そしたら確信犯だな(笑)
















 
 
 
   
 




















 
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